通関士試験の勉強をするぞー!

はい、起立!礼!む〜みんです。

 

タイトルの通り、通関士の勉強をしようと思います!

通関士って何?って方はググって下さい

 

この試験は国家試験なのですが、”士”と付く資格の中では唯一(知らないが、笑)

独立することの出来ない資格です!

 

じゃあ何で勉強するんだよ、って?

 

会社員をしているみなさんは今までで一番褒められた瞬間はいつでしょうか?

 

大きなプロジェクトに成功した時?

ノルマの数倍の数字を達成した時?

 

いや、僕は通関士試験に合格したときです!

まあ逆にいうとそれぐらいしか褒められた記憶がないのですが(涙

 

えっ、てか通関士試験合格しているのに勉強??

 

そうなんです!

あの感動を後輩たちにも味わって欲しいと思って

自らが勝手に立ち上がる事にしました

 

って思う後輩も多数いるかも知れませんが無視します

というか望んでいる後輩が一人もいないかも知れませんがそれも無視します

 

ドラゴンむ〜みん、指導始動します!

 

 

とは言ってもむ〜みんが通関士試験に合格したのは

もうかれこれ10程前。。。

という事で今回、むかーしに受かった時の事を思い出しながら纏めました!

 

 

目次

通関士の合格率が低いわけ

これは完全に

勉強する時間がないから

これにつきます。

と言うのも、この試験は就職後に会社員が受ける事が多い試験なので

みんな日々の仕事を抱えながら勉強時間をやり繰りしてます。

更に、自発的に受けていない(会社から強制されている)場合が多く

特に忙しい時はモチベーションが続きません。

それが結果的に10%前後の合格率(近年は15%程度)につながるわけです

 

でも安心して下さい

む〜みんも忙しい中受かったので(えっへん)

そのコツを教えます

 

まずは教材

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実際にこの教材がいいかは分からないのですが、(どないやねん!)

この著者、片山立志さんは長年通関士試験の合格ハンドブックを出版しており

実績は確かです。

僕もこの人の本で合格しましたが、10年ほど前に出版社が変わったか何かで

ちょっと分かりにくくなった記憶があります。

なので合格した年は教材は買わずに、一年前の教材で試験に臨みましたが

それで合格出来るぐらいこの著者の本は分かりやすいです。

 

合格基準

これめちゃくちゃ重要です

と言うのも、もう一度言いますがほとんどの人が働きながら受験しているので時間がありません

勉強する時間が取れる人はいいのですがそんな人は稀です。

仕事のプレッシャーもある中で、勉強が手に付かない時がたくさんきます。

 

やみくもに勉強してては時間がいくらあっても足りないので

社会人になってから受験する試験は全て要領が問われます

通関士試験は満点を取る試験ではありません

一部の試験にあるように、倍率や足切りなどがある場合はたくさん勉強するべきなのですが、

通関士は合格点を取ればいい、すなわち、落としてもいい問題の見極めが重要です

合格点は60%なら、落とす40%は初めから捨ててしまって60%に全力を注ぐべきです

一見リスキーな感じはしますが、中途半端な知識では全体的な点数が取りづらくなるので

取るべきところをとる、その覚悟で挑みましょう

 

https://www.customs.go.jp/tsukanshi/55_shiken/55shiken_seikai.pdf

これは昨年の配点ですが、まずはどこを重点的にやるべきか見極めて

過去問で合格点が簡単に取れるようになってきてから

保険のために残りの40%の勉強を行いましょう

 

合格点は基本的には各科目60%と言われておりますが、

変動することもあります

ただ、過去の例を見ても60%を超える合格点になることはありませんので

60%を目安にやれば問題ないです

 

通関業法

これはよく言われますが、範囲が狭いので楽勝です

落とすような問題構成になっていないので気軽に構えましょう

と、言いたいところですが範囲が狭い分問題の難易度が高いです

そこで、通関業法においてのオススメの勉強法はテキストを書き写すことです

この科目においては、過去問よりテキストを丸暗記してしまう方がいいでしょう

範囲の狭い科目ならではの方法です

試験の直前(数週間〜数日前)にそれをするだけで楽々クリアできます

 

関税法

これは通関業法とは打って変わって、過去問オンリーです

過去問を解く⇨解答を覚える⇨気になればテキスト

上記の反復です

過去5年分くらいを繰り返していれば、まあ60%は取れます

この勉強法は、合格点ギリギリになりやすいので不安が尽きないのですが

それでも合格点は取れるので過去問を完璧にクリア出来るまでひたすら反復していれば

何とかなります

毎年法改正があるのでその点だけは重点的にやりましょう

 

実務その他

通関士の試験は正直これだけでいいと思うぐらいこの科目の難易度は突出してます

それなりに勉強したのに不合格の場合のほとんどがこれです

実際に通関実務を日々仕事としてしている人でも、いざ問題を解くとなると中々正解できません

正直これといった対策が難しいのですが、

書類作成問題

計算問題

上記にウエイトを大きくかけてやるのが一番いいです

と言うのも、その他の設問(関税法等や税番の注釈)は範囲が広すぎるのと

かなり深い理解が必要なので上記2つのポイントに絞る方が効率的です

 

じゃあその他の設問は捨てていいのか、となると、全てを捨ててしまうと

流石に危なすぎるので出来る人は限られますが

通常の仕事でアウトプットするのがオススメです

片山立志さんの本は、通常の業務でも使える仕様になっているので

お客様からの問い合わせへの回答などの際に参考書を使って自分で調べてから

回答するなどしていけば自ずと頭に残ります

相手からも「おっ、こいつ分かってるな」と思われるので一石二鳥です

あんまりあからさまに参考書開いて勉強していると流石に上司に怒られるので

あくまでも業務の延長上としてアウトプットすることを心掛けましょう

特に飛び込みのお客様は、貿易に知識がないことが多いので

全て調べながら回答しているといつの間にかかなり力がついています

率先して業務を担当するようにしましょう

 

残念ながらそのような業務に携わっていない人は

過去問をベースに「どこが間違っているのか」まで理解をしながら勉強していくしかありません。

この科目は明らかに受験生を落とす仕様になっているのでかなり意地悪です

 

ただその中でも、正直、税番に関わる文章問題は捨てていいと思います

解答を見てもよく分かりませんし、ある程度問題の傾向はあるのかも知れませんが

タリフを覚えていないと解けないレベルの問題が出るので、

過去問を丸暗記してそれでもダメだったら諦めていいです

あんまり深くまで追っかけているとキリがないので勉強の優先順位としては

一番最後にしましょう

 

どうせやるなら関税法等の設問を重点的にやった方がよっぽど効率的です

問題の傾向としてやっぱり経済連携協定関連の部分は理解しておいた方がいいと思います

申告関連の問題はイメージがつく人は取りやすい問題なのですが

社会人で受験する人は担当業務によってどうしてもそこら辺の運があるので

残念ながら・・・と言う人はテキストベースで勉強をした方がいいです

この科目はあまり過去問に頼れないので、、、

基本的には理解を問われる科目です

最後に

問題をさらっと解いてみましたが、久しぶりにやると難しいですねー

(点数は教えませんが、笑)

ただ1年に1度しかないので、中途半端に勉強して後は運頼み!みたいなのは

来年忘れているから何度も勉強することになりもったいないです

せっかくなら超集中で合格まで走り切りましょう!

受験生の皆さん、頑張って下さい!

 

これからも定期的にUPしていきまーす!

それじゃまた!

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この記事を書いた人

元意識高い系の35歳ダメ社員

10年以上こなしてきた
月平均100時間残業を超える
超ブラック労働の果てに気付いた
会社員に必要なものや反省点などを発信

趣味・特技は読書・ライティング

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