新入社員はテレワークをするべきではない!?理由を解説

少し古い記事ですが、テスラモータース&スペースX社CEOのイーロン・マスク氏が

下記の発言をして物議を醸しました

テスラの社員は、1週間に最低40時間はオフィスで過ごすことが義務付けられている。

しかも、そのオフィスは、遠隔地の疑似オフィスではなく、実際の同僚がいる場所でなければならない。出社しない場合は、退職したとみなす。

職位が上がれば上がるほど、その存在は目に見えるものでなければならない。だから、私は工場に住み込んで、現場の人たちと一緒になって働いている姿を見せた。そうしなければ、テスラはとっくに倒産していただろう。

もちろん、それが必要ない会社もあるが、彼らが最後に素晴らしい新製品を出荷したのはいつだろうか? しばらくないと思う。

テスラは、地球上のどの企業よりもエキサイティングで意義深い製品を生み出してきたし、これからもそうだろう。これは、電話では実現しない。

こちらについては色々な意見があると思いますが、

部下を持つあなたや、新入社員のあなたもこんな悩みを持っていませんか?

本当は部下にオフィスに来て欲しいんだけどなぁ・・・

新入社員だけどこんなに仕事少なくていいのかなぁ


この記事ではこんな悩みを解決します!

・新入社員にもテレワークを導入したがコミュニケーションが面倒

・同期の新入社員と比較しても遅れを取っているのではないかと不安


・本当にこのままテレワークを続けるべきか悩んでいる


結論を言いますと、

新入社員はテレワークをするべきではありません


その理由を解説しますが、その前にテレワークのメリットとデメリットを整理しましょう

メリット

・人材の確保
・コスト削減
・事業性の維持継続
・離職率の低下(従業員の満足度向上により)

デメリット

・勤怠、業務管理が困難
・セキュリティ問題
・生産性の低下
人材育成が困難

今回はその中でも、人材育成にフォーカスしてお話しします

目次

新入社員の意義

新入社員という呼び方の通り、その組織における新人の事を言います

それは、スキル・経験を買われた訳ではなく

年齢や伸び代を買われて組織の一員として加入しています


つまり、どれだけその人のポテンシャルが高かろうが

もしくは超がつく天才であろうが会社としては

教育をして必要な人材に育てていく事が必要です


これはもちろん新入社員側にも同様の認識を持ってもらう必要があります


「業務」をする事だけが仕事な訳ではありません

会社に取って必要な人材になるということは、社内でも顔を売る必要がありますし

新入社員がひたむきに頑張っている姿を周りに見せるのも上司の仕事です

将来はその新入社員も部下を教育し、周りと連携を取りトラブルを解決する日も必ず訪れます


更にもっと簡単な質問をします


あなたは顔を見た事がある人と一度も会ったことがない人

どちらの方が信用できますか?


正直ある程度の信用が生まれた後であればどちらでもいいと思いますが

スタート地点では顔を見たことがある人の方が信用できると思うのではないでしょうか?


そして新入社員に取って一番残酷なのは今言った「スタート」です

スタートを失敗してしまうと、周りの社員やお客様はあまり新入社員と仕事をしたくなくなります

できない社員

⬇︎

仕事が振られなくなる

⬇︎

量をこなさないから更にできなくなる


⬇︎

以下、同様のループ
・・・

このループにハマってしまうと抜け出すのが本当に大変です

長く会社に勤めていればどこかでチャンスがあるかも知れませんが

「そうだ、転職、しよう!」

このような考えになるのはそんなに遅くないかも知れません

何も実績がないからこそ、職場でその姿をアピールすることは

仕事上の最善を尽くすという意味でも必ず必要です

チャットでもできる、ではなく、先輩の横の方が教育も本人の飲み込みも早いのであれば

少しでもいい方を選択しましょう

会社として本当に守るべきもの

いきなりですが、会社とは誰のものでしょうか?

社長?

会社で働くみんな?

お客様?


残念ですがどれも間違いです


正解は株主のものです


株式会社とは、株主への利益還元を目的として経営活動を行なっております

①株主への利益還元

⬇︎

②顧客から仕事(=お金)をもらう

⬇︎

③仕事を円滑に行う為に人を雇う

⬇︎

④人を雇う為に競合より条件をよくする

⬇︎

⑤労働対価として、給料が支払われる

経営の構造はこのようになります


そして、組織が永続的に存続する為には避けても通れない問題があります

そう、年齢です


組織(人)は必ず歳をとります

なので常に若い人員を必要とします

その為に新入社員を雇用し、教育し、また次の新入社員を・・・という流れになります


ここでキーポイントとなるのは、上記の③「仕事の為に人を雇う」という事です


新入社員がいるから仕事がある訳ではありません、仕事があるから人を雇うのです

お客様にサービス提供を行うことが前提になりますので、

「新入社員だからまだこれぐらいでいいか」は通用しません


まだサービスレベルが追いついていないのであれば、

出来るだけ迅速にそのレベルに引き上げる必要があります


そうじゃなければ、新入社員に顧客対応をやらせるべきではありませんので

「新入社員=未熟」な状態で教育を遅らせることは組織として致命的です


テレワークなんかせずに、教育に力を注ぎ一日でも早く一人前に育てましょう

まとめ

単純に「仕事」と言っても、ベテラン社員がやるのと新入社員がやるのでは

吸収出来ること、すなわち、伸び代が違います


同じ組織の人員として扱うことと、そうでない事がありますので

教育をベースにしている組織であれば新入社員のテレワークは

早急に取りやめましょう!


それが組織が長期的に存続することに繋がります

では今日はこのへんで!それではまた!

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この記事を書いた人

元意識高い系の35歳ダメ社員

10年以上こなしてきた
月平均100時間残業を超える
超ブラック労働の果てに気付いた
会社員に必要なものや反省点などを発信

趣味・特技は読書・ライティング

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